企業理念やクレドを浸透させ、組織力を向上させる方法

企業理念クレドとはその企業の存在意義や、その企業が大切にしていること、そこで働く社員の行動指針などを言語化したものです。

世の中の多くの企業が企業理念やクレドを作成し、企業活動を行っていますが、企業理念やクレドを作る目的は大きくは以下の2つになります。

  • 社員や従業員など共に働く社員に対して、価値観や認識を共有する内部向けの目的
  • ホームページや営業資料などに記載することでPRやブランディングとして利用する外部向けの目的

今回はこの内、内部向けの、社内で企業理念やクレドを浸透させるということをテーマに紹介したいと思います。

企業理念・クレドを社内で浸透する目的

企業理念・クレド・ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー・・などなど

その企業の存在意義やその企業で働く社員の行動指針などを言語化したものは多くの企業で目にすることができます。

1人や少人数の企業など毎日全員が顔を合わせて仕事をしている場合には、仕事を通して、会社の方向性や価値観などの認識をお互いに確認し合いながら物事を進めていけますが、事業が大きくなり、その事業に関わる人数が増えてくるとそうはいきません。

色々な人が様々な場所・役割で仕事をする機会が生まれ、そこで働く社員も様々な「想い」や「価値観」を持って仕事をしています。

企業は1つのチームであり、チームとして活動した結果を世の中に提供し、その結果が認められることで存続し続けることができます。逆にいえば企業は1つのチームとして継続的に世の中に意味のある成果を提供し続ける必要があります。

優秀な社員がたくさんいたとしても、様々な「想い」や「価値観」を持った社員が自分勝手に仕事をしていてはチーム活動である企業しての大きな成果や力を十分に発揮することはできないでしょう。1つのチームとして成果を出し続けるには、チームとしての共通の目標や考え方をみんなで認識し、複数人の力が合わさることで、1人ではできない大きな成果を提供することできます。

前置きが長くなりましたが、この共通の「目標」や「考え方」を社員全員で理解するために、企業理念やクレドを活用し、同じ目標・同じ方向に社員全員が力を合わせることを促進することができます。

 

企業理念やクレドを掲げて組織力の向上へ

企業理念やクレドを掲げている企業は多くありますが、実際に掲げた企業理念やクレドを社員全員が正しく理解し行動できている会社はどれぐらいあるでしょうか。

社長や役員、マネージメントを行う管理職者など、企業経営や事業運営に関わる社員であれば、自身の会社の事業価値や、他社に比べた優位性などを客観的に見る機会も多く、その際に企業の存在意義や価値をあらためて考え、理解する機会もあると思います。

一方で、新卒で入社した新入社員や入社2,3年目の社員が、社長やマネージャーと同じ目線で物事を考えることはなかなか難しい話だと思います。

しかし、先程述べたように、企業として1つの目標に対して力を発揮するには、全員が同じ目標や共通の認識を持つことが大切です。そのため、新入社員や入社2、3年目の若手社員はもちろんのこと、アルバイトなども含めた全員が同じ認識を持ち行動できるように、企業理念やクレドを浸透させていく必要があります。

 

企業理念・クレドの浸透度合いを把握しよう

企業理念やクレドの理解を深めていくためには、まずは自身の企業内での浸透度のレベルを把握した上で、その状況に合ったアプローチをしていくことが大切になります。

企業理念やクレド浸透度のレベルは以下の段階で表すことができます。

  • レベル1:企業理念・クレドの存在を全員に認識できていない
  • レベル2:企業理念・クレドの存在を全員が認識しているが、意味は十分に理解できていない
  • レベル3:企業理念・クレドの意味を全員が理解しているが、実際の社員の行動につながっていない
  • レベル4:企業理念・クレドの意味を全員が理解し、社員が行動できている

レベル1から4にかけて段々と企業理念やクレドの浸透が深まってきます。

自分の会社の状態が把握できたら、次は浸透度合いに合わせたアプローチを行っていきます。

 

レベル1:企業理念・クレドを目にする機会を作る

「企業理念・クレドの存在を全員に認識できていない」状態の場合です。この場合にはまず全員に企業理念・クレドの存在を知ってもらうことが必要になります。

存在を知ってもらうには

  • 企業理念やクレドをまとめたカードや冊子を作り全員に配布する
  • 社内ポータルサイトに掲載する
  • 全社会議など全員が集まる場で説明する
  • 全員へ社内メール等を用いて発信する など

全社員が目にする機会や方法を用いて全社員へ向けてアナウンスを行います。

また、アナウンスは1回で終わらせるものではなく、定期的に発信を繰り返すことや、新しく入った社員に対して、入社時のオリエンテーションのプログラムに組み込むなど必ず全員が企業理念やクレドの存在を目にする機会を作ることが大切です。

全社員へのアナウンス方法は企業によって様々だと思いますが、
いずれにせよ大事になのは、

  • どれだけ多く目にする機会を作れるか
  • 自分が見たいと思った時にどれだけ簡単に見ることができるか

だと思います。
「誰でも」「すぐに」「簡単に」「いつでも」企業理念やクレドを見ることができる環境づくりが大切になります。

 

レベル2:企業理念・クレドの意味を説明する

「企業理念・クレドの存在を全員が認識しているが、意味を十分に理解できていない」状態の場合です。

言語化された企業理念やクレドは比較的短いメッセージに凝縮されているケースも多く、その言葉を生み出した本人の込めたメッセージが十分に相手である社員に伝わりにくいケースが考えられます。

そのため言葉に込められた「メッセージ」や「想い」を伝えるための補足の説明を行うことが必要です。

  • なぜこの企業理念なのか
  • なぜこのクレドを大切にしているのか

といった、「なぜ?」に対する補足があることで、メッセージだけでは伝えきれない想いを伝えることができ、社員の理解を深めることができます。

 

レベル3:企業理念・クレドと具体的な行動をリンクする

「企業理念・クレドの意味を全員が理解しているが、実際の社員の行動につながっていない」状態です。

企業理念で謳っていることは理解できるが、自分たちの実際の行動に照らし合わせるとイメージがつかない状態です。

この場合には、社員の日々の活動に目を向けて、

  • 企業理念やクレドにマッチした具体的な社員の行動を表彰する
  • 企業理念やクレドにマッチした過去のエピソードを共有する

など具体的な事例や、社員の周りで起きている出来事を紐付けることで、より社員1人1人がそのメッセージのイメージを深めることができます。

尚、社員の行動につながらないもう1つのケースとしては、企業理念やクレドで謳っているメッセージと、実際の事業内容に大きなギャップがある場合、企業理念やクレドの言葉だけが1人歩きしてしまい、社内に浸透しないケースがあります。

この場合にはそもそもの企業理念やクレドのメッセージ自体をあたらめて見直すことも方法の1つとなります。

 

レベル4:企業理念・クレドの運用を定期的に改善する

「企業理念・クレドの意味を全員が理解し、社員が行動できている」状態です。

うちの会社はこの状態である、言える会社であれば、社員が同じ目標や認識を持ち、共に行動できるよいチームができあがっていることだと思います。

その場合には、継続して良好な組織の状態を保てるように、定期的に企業理念やクレドの浸透度合いも含めた社員の理解度を確認することや、より浸透を深めていく改善活動を行うことが大切になります。

昨今はビジネスや環境の変化が著しいため、現時点では社員一丸となって事業に取り組んでいる状態であったとしても、状況の変化によりその状態が一気変わってしまうことも十分にありえます。

そのため、社員の理解度や行動を定期的にウォッチし、変化に柔軟に対応していく運用体制を構築していくことが大切だと思います。

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・複数の拠点や店舗など、物理的な距離があるため全員での意識の共通化がうまくいっていない
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